お休みでぼーっと頭を開放しているといろんな遊び方や考え方が浮かんできます。
今日も郵便受けにたくさん入っていたマンション販売の広告を見ていて「あっ!!」とひらめきました。
マンションや建売住宅で良く表示されている坪単価
1坪45万円とか表示してある単価です。
では、100坪の家を建てたとしてその家の価格はいくらになるでしょう。
そして、その家を購入して35年間で払い終わるためには、毎月いくら支払うといいでしょう。
小数点以下は切り捨てます。 利子も考えません。もちろん消費税も今は入れません。
また、毎月、その支払いをするために1時間1200円の時給で働いたとき、1日何時間働けばいいのでしょうか?
小数点以下切り捨て 月20日働く場合と 月25日働く場合
答えは、小数点2位までの概数で表す。
この答えを求めようとするとき、何を問われているのか、まずは問題を読み解くことが必要です。
そして、どんな順番で計算するといいのか、計算の見通しを立てる必要があります。
そして実際に計算する時には、小数点が出たら切り捨てないといけません。
頭の中は、バランスよくいろんなことを考えて解答を得ようと動き出します。
これから長いお休みでお家にいるお父さんも、いつも子どもたちのお世話に追われているお母さんもお子さま方にこんな問題を出して、これが解けたら公園に遊びに行こうね!!なんて言って子どもたちがぐっと集中して考える時間を作ってあげてください。
そして、お子さま方が考えている間に自分たちがやる予定にしていたことを済ませてみてはいかがでしょうか?
こうやって小さいうちから、めんどくさいことを考えることを自然にできるようにしてあげると賢く、先を見通して行動できる人間に成長しますよ。
そして、遊びですが、広告紙を折り紙のように正方形にして、二つ折りや4つ折りにして好きなところをハサミで切って開いてみましょう。
面白い形になったら、それをお手本にして「どんなふうに折って切ったらこの形になるでしょう。」と問題を出してみましょう。
面倒なんですがやってみると意外に難しく、「あれ?」と言いながら何度も試行錯誤を繰り返して遊ぶことができます。
さあ、家族のだれが図形的センスがあるでしょうか? みんなで取り組んでみましょう。
小学校1年生でもこの問題を解くことができます。
どんなふうに与えたらいいかをお父さん、お母さん考えてみてください。
1本10円の鉛筆を10本買ったらいくらでしょう。
そして、その鉛筆を買うために1時間10円でお手伝いをすると何時間お手伝いをしないといけないでしょうか?
1日1時間お手伝いをしたらお金を貯めるのに何日かかるでしょう。
1日2時間では何日かかるでしょう。
1日1時間の場合と2時間の場合の関係性 こういう問題を解きなれておくと高学年になって出てくる仕事算はスムーズに理解して解くことができると思います。
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